捨てられないもの

ギャランティーカードって何?

ブランド品というものはそのひとつの商品にあらゆるストーリーが含まれていて、モノとしての商品以上の価値がある分、高額な価格が付けられているといわれています。
そのストーリーのなかには、ブランドのイメージやそのブランドを持つことで得られる所有感、また外箱などのパッケージやブランド店の内装にいたるまで、たくさんのものが重なり合いひとつのブランドの価値を輝かせています。

そして、商品そのものの信頼感を強調するためのアイテムとして、ブランドによってはギャランティーカードというものを添えていることがあります。
ギャランティーカードというものは一言でいうと保証書のことです。
ブランドによってその様式やデザインなどはことなりますが概ね各ブランドで共通していることは商品のシリアルナンバーが記載されていたり販売員のサインが記入されているという部分です。
このギャランティーカードだけを眺めているだけでも、そのブランド品を購入した満足感や高揚感が味わえるというものになっていて、普段から何かに使うということはありませんが大切に保管しておきたくなるアイテムなのです。

さて、そのブランドの所有者としての余韻にひたることができるギャランティーカードですが、これはブランド品を買った後で眺めるだけのものではないのです。

ギャランティーカードがその存在意義を発揮する場面が、買取店でブランド品を買い取ってもらうときの査定時です。
ブランド品の買取査定のチェックポイントお店によって少しずつ異なりますが、どこの買い取り業者でも確認するものが「ギャランティーカードがあるかどうか」という点です。
このギャランティーカードは、その商品が本物のブランド品ですよと説明してくれる、いわば無言の証人の役割をはたし、場合によってはこのギャランティーカードがないと買取自体拒否されてしまうこともあるほど買取査定時にはなくてはならない存在なのです。

商品購入後はギャランティーカードを紛失しないよう、大切に保管しておきましょう。