捨てられないもの

ブランド品買取、どんなものが多いの?

ブランド品の買取市場は昔に比べると非常に盛んになってきました。
その背景にはインターネットの普及にともない、個人売買が増えたことや、通販のブランド販売が人気を集め、ブランド品自体を入手しやすくなったことが大きいのだと思います。
昔は特定の百貨店やブティックなど、ブランド品を購入できる場所が限られていましたがそのような市場の環境変化に合わせて、ブランド品専門の買取業者やリサイクルショップが多く参入してきたのだと思います。

とはいえ、ブランド品の全てが急激に増えたかというと、そこまでそのような感じはしません。
全身をブランド品でコーディネートした人が続出したり、アパレル業界が全体的に高級志向になったりというような変化はとくに起こりませんでした。
では、昨今のブランド市場の活性化がもらたらした変化というものはどのような部分にあるのでしょうか。

まず、わかりやすいのがブランドを所持している年齢層の低下があげられます。
10代や20代前半の人たちがこぞってブランド品を持つようになったことが、そういった市場に影響をあたえたのではないかと考えられます。

概ね、若い世代の人たちはブランド品の所持率が上がったとはいえ、金銭的事情が急激に良くなったというわけではないと思います。
むしろ、全体でみてみれば消費に対して消極的だったりお金を使う部分が昔にくらべ大きく変わってきたような気がします。
では、若い世代がもブランド品とはどのような種類のものなのでしょうか。

それは、財布やバッグ、サングラスといったものに代表される小物類の定番化です。
ジャケットや靴といったものに比べ、比較的手の届く範囲の金額でそのブランド品に対する所有感を満たしてくれるという点はそういった小物類の価値観が昔にくらべ変わってきたように感じられます。
それに伴い、最近の買取業者で多く買取されている種類のブランド品はバッグや財布といった小物が多いといえるでしょう。